半沢直樹2 第4話 原作との違いは?【ロスジェネの逆襲】【銀翼のイカロス】

ついにロスジェネの逆襲編が終わり、銀翼のイカロス分へと突入した半沢直樹第4話!最高視聴率は30%にも迫り、今度は国という強大な敵に立ち向かうことになりますます目が離せませんね。今回はロスジェネの逆襲のクライマックスから銀翼のイカロスの導入と盛り沢山だった半沢直樹2の第4話の原作からの変更点をご紹介したいと思います!

前回(第3話)の違いはこちらからどうぞ↓

半沢直樹2第四話 原作(ロスジェネの逆襲)との違い

ゼネラル電設の玉置

ドラマでは元ゼネラル電設の役員として人質にされている特許の件で助けてくれた半沢に恩を返す形で協力した玉置(今井朋彦)でしたが、ロスジェネの逆襲ではゼネラル電設の社員だった設定は存在しないため、単にお飾りとしての財務担当役員扱いの電脳雑技集団を見限って退社。その後商法批判まで秘匿する必要があるのかという半沢の指摘を受け、半沢に協力をしています。また、原作では一連の流れ後ゼネラル電設に所属するわけではないのでフォックス社の財務担当役員の席に収まることが瀬名社長(尾上松也)の口から語られています。

大和田の役回り

伊佐山(市川猿之助)によって裏切られ半沢と互いに利用しあうことで反撃を行った大和田(香川照之)ですが、ロスジェネの逆襲には本来登場していません。役員会議で半沢をが発言できるように招きいれる役割は、原作ロスジェネの逆襲では半沢の元上司である営業第二部長の内藤が行っていました。内藤は半沢直樹第1シーズンで吉田鋼太郎が演じていましたが半沢直樹2には今のところ登場していません。4話ラストで営業第二部次長として半沢が出戻りになったので、銀翼のイカロス編では再び上司として登場するのか、そしてここから大和田はどう絡んでくるのか楽しみですね。

三笠副頭取の退陣理由

ドラマでは三笠副頭取(古田新太)は電脳雑技集団の平山社長夫妻から金銭を受け取っていたことを暴露され退陣へと追い込まれましたが、原作では融資を邪魔された復讐に半沢を電脳雑技集団へ出向させようと手を回していました。しかしスキームも含めて全責任を取る旨の発言をしていたことから、中野渡頭取(北大路欣也)によって三笠は平山社長退陣後の電脳雑技集団次期社長に伊佐山を債権回収のために実情をよく知るものとして送り込むことが決定されていました。

諸田の処遇

原作では銀行に出戻りになる際に半沢に謝罪を促されても謝罪することのなかった諸田(池田成志)ですが、ドラマ版では東京セントラル証券のメンバーの前で頭を下げ三笠・伊佐山とともに電脳雑技集団へと出向になりました。原作では一人逃げおおせた形だったのでドラマ化で最もすっきりした要素ではないでしょうか。

元スパイラル役員加納/清田の復職

喧嘩別れしたスパイラルの元役員加納・清田両名の出戻りについて瀬名社長は、もう一人来てほしい人がいるという言い方をして森山(賀来賢人)をスパイラルにスカウトしていました。このもう一人来てほしい人がいるという言い方からどのような形であれ加納と清田をスパイラルへと復帰させるであろう瀬名の考えが読み取れました。しかし、原作ロスジェネの逆襲ではそのタイミングでは森山への席を用意するために二人からの復職の申し出を断るつもりであることが語られていた点が異なります。

半沢直樹2第4話 原作(銀翼のイカロス)との違い

帝国航空の再建計画

ドラマでは帝国航空の再建計画について大和田が半沢を陥れる意図をもって半沢に押し付けたように描かれていましたが、原作銀翼のイカロスでは大和田は登場していないため、中野渡頭取によって信頼ある半沢に難局を託される形で再建計画をリクエストしています。


いかがだったでしょうか、ロスジェネの逆襲編が無事に終わり次回から本格的に銀翼のイカロス編に入るようです。個人的に4話はソフトバンクのCMのお父さんの声を務めている北大路欣也演じる中野渡頭取の「まだあるのか?!」がお父さんの声そのままになってしまっていたところが面白かったです。

ロスジェネの逆襲では原作にない要素をうまく組み込んでドラマの設定に融和させていたので、銀翼のイカロス編での大和田の活躍にも期待ですね。

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