半沢直樹2 第6話 原作との違いは?【銀翼のイカロス】

声優宮野真守が黒崎の部下古谷として出演した半沢直樹2第6話。
そんな半沢直樹2 6話の原作銀翼のイカロスとの違いをまとめました。第6話原作の筋をおおむねそのままにオリジナルの問題や今後のオリジナル要素への伏線が盛りだくさんでした。

前回(第5話)の違いはこちらから↓

半沢直樹2 第六話 ゲスト俳優

宮野真守(古谷)

  • 生年月日:1983年6月8日
  • 出  身:埼玉県
  • 血液型 : B型
  • 身  長 :182cm

半沢直樹2 第6話には声優や歌手として有名な宮野真守が金融庁の黒崎(片岡愛之助)の部下の古谷として出演していました。宮野真守は声優としてはDEATHNOTEの主人公夜神月や東京喰種の月山習ほか多くのアニメキャラクターを演じています。また、歌手として武道館でライブを行うほか、もともとテニミュに出演していたこともあり最近では東宝のミュージカル『王家の紋章』や劇団新感線の『髑髏城の七人season月<<下弦の月>>』で主人公捨之介を演じるなど舞台での出演の機会を増やしています。

半沢直樹2第六話 原作(銀翼のイカロス)との違い

帝国航空の余剰人員問題

6話で帝国航空の山久登(石黒賢)が直面していた帝国航空の人員削減に伴う余剰人員の受け入れ先問題ですが、これはドラマのオリジナル展開でした。原作では既に政府の手によって銀行の再建計画を白紙撤回させられていますが、ドラマではこの展開ではないため人員削減問題を膨らませることができていました。これによって谷川(西田尚美)による事前の受け入れ先調査や森山(賀来賢人)の手助けなど原作にはない活躍を見られました。

また解決したかに見えたこの問題を最後に白井大臣が再燃させてくることで、原作銀翼のイカロスでは女子アナ上がりで政治を理解していないが故の行動のように描かれていた白井大臣が、半沢直樹ではより悪意をもって半沢に敵対してくる悪役として描いていくことが予想されます。

曽根崎と山久

ドラマでは金融庁に報告を行う前に山久部長に根回しを済ませていた曽根崎ですが、原作では報告後に承認をもらいに行きます。しかし、上記の問題が原作にはそもそも存在しないため、銀翼のイカロスでは曽根崎は交渉手段がなく山久部長に虚偽の証言をすることをきっぱりと断られ続けていました。

ドラマ版では部下のことを思う山久の弱みに曽根崎が付け込むことで、山久を正義を貫くキャラクターから部下思いのキャラクターにして善人にしたまま、半沢の不正義を許さないというキャラクターがより特徴づけられるように改変されていました。

島田→古谷

金融庁捜査の際に過去に金融庁に提出された書類を半沢たちに突き付ける黒崎の部下の名前が、原作の島田から古谷に変更されています。これは半沢の部下の名前が田島 春(入江甚儀)であり、部下役に宮野真守という声優界の有名な役者を使うにあたって余計なミスリードを生まないための改編であることが考えられます。

金融庁捜査

ドラマでは1日で済まされていた金融庁のヒアリングですが原作では複数日に渡って行なわれます。

そのため黒崎は帝国航空子会社の取引先などにまで細かい嫌がらせのような指摘まで行っていきました。

また原作では、曽根崎は責任を帝国航空に被せる発言をするまで、何も発言をしないでただ同席していたのが、ドラマでは同席をやめて駆け込んでくるように変更されていました。

割烹料理店やすだの5周年お祝い会の誘い(ネタバレ注意)

ドラマではロスジェネの逆襲編から半沢が渡真利と通っていた割烹料理店のやすだも原作には登場しません。ここまでは物語の核心に関わってくることはありませんでしたが銀翼のイカロスに突入してからなにやら女将が不穏な動きを見せています。また、予告を見る限り7話では半沢の奥さんの花ちゃん(上戸彩)も巻き込んでやすだで動きがあるようです。原作にはないオリジナル要素をわざわざ差し込んできているので、半沢たちが立ち向かう課題への鍵になるのではないかと予想します。

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