半沢直樹2 第7話 原作との違いは?【銀翼のイカロス】

前回(第6話)の記事はこちらから↓

半沢直樹2 第七話 ゲスト俳優

笠松茂樹(児嶋 一哉/アンジャッシュ)

国土交通大臣 白井亜希子の秘書。以前は大物代議士である箕部を長年にわたり支えていた。(半沢直樹公式サイト相関図より)

アンジャッシュの児嶋 さんが白井大臣の議員秘書として参戦されました。このキャラクターも原作には登場しないので今後なにかしらの鍵を握る存在になるかもしれませんね。

半沢直樹2第七話 原作(銀翼のイカロス)との違い

役員会での発言

ドラマでは役員会で債権放棄の稟議についての説明を担当者の半沢直樹が直接行っていました。原作では半沢の上司であり営業第二部長の内藤寛(吉田鋼太郎)が半沢から稟議の決定を受けて営業第二部代表として役員会での発言をし、上司として毅然とした態度で紀本常務からの要求をつっぱねていました。やはり半沢直樹2では内藤は登場しないようなので、半沢の良き理解者が減ってしまうのは残念ですが、原作とは違いドラマではロスジェネの逆襲と地続きの話であることを活かし、その分東京セントラル証券の森山とのやり取りが一層映えたり、半沢が直接倍返しするため布石を打てるなど視聴者を楽しむ工夫がされる変更だと感じました。

紀本常務の裏切り発覚

ドラマでは大和田(香川照之)の力で前回裏切りが発覚した曽根崎から裏で暗躍しているのが紀本であるという情報を引き出していました。しかし原作銀翼のイカロスではこの時点では紀本常務の関与を半沢直樹は把握していないため、債権放棄を受け入れようとした紀本を怪訝に思いつつも敵対するには至っていません。

開発投資銀行の民営化閣議決定

ドラマでは白井大臣が開発投資銀行の決定に影響が出るとは思わず民営化法案に対して反対しなかったことで、閣議決定されて法案が成立する運びになりました。

原作では白井大臣のほかに財務大臣の田所が民営化法案に反対していたため、白井が反対しないでも否決がなされる予定でした。しかし田所大臣が閣議を病欠したので反対できる人間が白井大臣しかいなくなったにも関わらず、白井大臣はなぜ開発投資銀行が政府に従うかを考えず総理の考えにただ従い反対しなかったために債権放棄の拒否へと繋がっています。

またドラマではそのことについて白井大臣は半沢から知らされ箕部から叱られていましたが、原作ではタスクフォースの乃原に債権放棄を拒否された理由を説明され非難されています。


いかがだったでしょうか。次回予告によると第7話では金融庁の黒崎(片岡愛之助)とその部下の古谷(宮野真守)が再登場するようです。前回セリフといえるようなものは「はい」しかなかった宮野真守ですが予告を見る限り次回第7話ではしっかりと話に絡んでくるようですし、予想通りのあの展開が待っているようで楽しみですね。

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